【為す術無し】HDDのファームウェアに感染するタイプのマルウェアが登場。
恐ろしいですね。
このマルウェア(スパイウェア)には現在対抗手段がないようです。
セキュリティ対策ソフトで有名な大手会社「Kaspersky(カスペルスキー)」が「主要メーカー製のHDDファームウェア(基本ソフト)に感染するタイプのマルウェア(スパイウェア)を発見した。」と発表しました。
現在はシステムの仕組み上、このマルウェアをセキュリティソフトで駆除することは極めて困難と言っています。
Russian researchers expose breakthrough U.S. spying program | Reuters
http://www.reuters.com/article/2015/02/16/us-usa-cyberspying-idUSKBN0LK1QV20150216
この記事の目次
マルウェア(スパイウェア)のターゲット
Kaspersky Labによると、30カ国のパソコンからこのマルウェアの感染例が発見されているとのこと。
このマルウェアの開発者はEquation groupとよばれる大規模なハッカー組織で、ターゲットとしては各国の政府関係機関や軍事期間、通信会社、金融機関、原子力研究者、メディア期間、イスラム主義活動家などが含まれているようです。
これはすごいですね。ホントに映画の世界の話のようです。
重要な情報がありそうな機関のパソコンに感染させて、情報を盗むことが現在の狙いのようですね。
マルウェアが感染するHDDメーカー
Kasperskyによると、このマルウェアはWestern Digital、Seagate、東芝、IBM、Micron、Samsungなどの主要メーカーが販売したHDD(ストレージ)上で発見されているようです。
更に詳しい内容はKasperskyが公開したpdfや下記リンクをご覧下さい。
・Equation_group_questions_and_answers.0.pdf
・HDDのファームウェアに感染するマルウェアが登場、逃れる術はないことが判明
利用者が知らないだけでマルウェアやウィルスに感染しているパソコンは沢山あります。
入力した内容や、画面データが筒抜けの状態で利用されている方もたまに見受けます。
その様な状態のまま利用すると個人情報の流出どころではなく、何らかの犯罪に巻き込まれてしまうリスクも大きくなります。
ちょっとでも怪しい、おかしいと思ったら是非お気軽にご相談下さい。
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