Windows 10へアップグレードする。アップデートに必要なスペックや注意点は?

Windows 10へアップグレードする。アップデートに必要なスペックや注意点は?先日、Windows10の発売日と販売価格が発表されました。それに引き続き、Windows10に必要なシステム要件も公開されましたのでご紹介していきます。

Windows10の販売価格と発売日が正式発表。/

Windows10はWindows7/8/8.1を利用しているユーザなら無料でアップデートすることが出来るため、今使っているPCのスペックがWindows10のシステム要件を満たしているならアップデートすることが出来ます。
基本的に現在Windows7/8/8.1が動作しているPCならば問題ないとは思いますが、一応確認しておきましょう。

この記事の目次

Windows 10に必要なシステム要件

・CPU: 1 ギガヘルツ (GHz) 以上のプロセッサまたは SoC

・メモリ: 32 ビット版では 1 GB、64 ビット版では 2 GB

・HDD: 32 ビット版 OS では 16 GB、64 ビット版 OS では 20 GB

・グラフィック: DirectX 9 以上 (WDDM 1.0 ドライバー)

・ディスプレイ (画面解像度): 1,024 x 600

公式の必要スペックはタブレット端末でも全然足りるようなスペックなので相当古いパソコンをご利用中の方以外問題ないと思います。

使っているパソコンのスペック確認方法

上記のシステム要件を満たしているか確認する方法をご説明していきます。

1. 「Windowsキー」+「R」を押して「dxdiag」と入力しDirectX 診断ツールを開く。
Windows 10へアップグレードする。アップデートに必要なスペックや注意点は?

2. 診断ツール内にある「プロセッサ」が「CPU」です。1Ghz以上の物か確認しましょう。次に、「メモリ」、最後に「DirectXバージョン」「DirectX 9」以上であるか確認しましょう。

3. 「ディスプレイ1」タブに移動して、「ディスプレイのモード」1024×600以上の解像度になっているか確認しましょう。
Windows 10へアップグレードする。アップデートに必要なスペックや注意点は?

4. 最後に、ストレージ容量を確認します。「マイコンピューター」を開き、ストレージの空き容量を確認しましょう。空き容量が20GB以上(32bitは16GB以上)あれば問題ありません。

アップグレードする際の注意点

・デバイスがアップグレード可能かどうかは、システム仕様以外の要因も影響します。Windows 10 の最小システム要件を満たしているデバイスでも、ドライバーやファームウェアのサポート状況、アプリケーションの互換性、機能のサポート状況などによっては、アップグレードできない場合があります。

・お使いの PC やタブレットで現在 Windows 7 SP1 または Windows 8.1 Update が動作している場合、Windows 10 を入手アプリの “PC のチェック” 機能を使って、要件を満たしているかどうかを確かめることができます。

・アップグレードと同時にアプリケーション、ファイル、設定が移行されますが、一部のアプリケーションや設定は移行されない場合があります。

・ウイルス対策アプリケーションやマルウェア対策アプリケーションについては、アップグレードの際に、お使いのウイルス対策アプリケーションまたはマルウェア対策アプリケーションの有効期限がチェックされます。アプリケーションは設定のみを残してアンインストールされます。アップグレードの完了後に最新版のアプリケーションがインストールされ、アップグレード前の設定が適用されます。有効期限が切れている場合は、Windows Defender が有効になります。

・PC メーカーから配布されたアプリケーションは、アップグレード前に削除される場合があります。

・”Windows 10 を入手” アプリケーションは、互換性に問題があるサード パーティ製アプリケーションをスキャンします。アップグレードの支障となる問題が既に判明しているアプリケーションが見つかると、その一覧が表示されます。そのアプリケーションをシステムから削除することを承認すると、アプリケーションが削除された後でアップグレードが実行されます。アプリケーションの削除を承認する前に、そのアプリケーションの一覧をコピーしておくようにしてください。

削除される機能

・Windows 7 Home Premium、Windows 7 Professional、Windows 7 Ultimate、Windows 8 Pro with Media Center、Windows 8.1 Pro with Media Center のいずれかがインストールされている場合に Windows 10 をインストールすると、Windows Media Center が削除されます。

・DVD を視聴するには別売りの DVD 再生ソフトウェアが必要です

Windows 7 デスクトップ ガジェットは、Windows 10 のインストール時に削除されます。

・Windows 10 Home のユーザーには、Windows Update による更新プログラムが自動的に適用されます。
Windows 7 にあらかじめインストールされていたソリティア、マインスイーパー、ハーツの各ゲームは、Windows 10 にアップグレードする際に削除されます。新しいバージョンのソリティアとマインスイーパーとして、”Microsoft Solitaire Collection” と “Microsoft Minesweeper” が既にリリースされています。

USB フロッピー ドライブがある場合は、Windows Update または製造元の Web サイトから最新版ドライバーをダウンロードする必要があります。

・システムに Windows Live Essentials がインストールされている場合、OneDrive アプリケーションが削除され、Windows 10 に搭載の OneDrive に置き換えられます。

Windows7のデスクトップガジェットが無くなってしまうのが痛いですね。私は現在利用中のため、アップグレードはそこがネックになっています。その他は特に使っている物も無いため問題はありません。
人によっては、DVD再生ソフトを持っていなくて、今までWindows Media Playerで補っている方もいたかもしれませんが、再生できなくなるようです。その点も注意が必要です。

特定の機能を使用するための追加要件

・現在、Windows 10 で Cortana を使用できるのは、米国、英国、中国、フランス、イタリア、ドイツ、スペインのみとなっています。

・音声認識の精度はデバイスのマイクに影響されます。音声認識の精度を向上するには、次のものが必要です。
・高品位マイクロフォン アレイ
・マイクロフォン アレイのジオメトリが公開されたハードウェア ドライバー

・Windows Hello を使用するには、Windows 生体認証フレームワークをサポートする特殊な赤外線照射カメラ (顔認識または虹彩検出用) や指紋リーダーが必要です。

・2 要素認証を行うには、PIN、生体認証デバイス (指紋リーダーや赤外線照射カメラ)、WiFi 機能または Bluetooth 機能を備えたスマートフォンのいずれかを使用する必要があります。

コルタナが現在日本では対応していないようです。これは残念ですね。早く対応してもらいたいところです。他にも特定の機能を利用するためには必要な環境があるようなので期待している、使いたい機能がある場合はチェックしておきましょう。

アップグレード対応表

Windows 10へアップグレードする。アップデートに必要なスペックや注意点は?
今使っているOSのエディションによってアップグレードするエディションが変わるためチェックが必要です。上記の表がそれぞれのアップグレード前と後を示した表になります。

まとめ

現在アップグレード対応しているOSをご利用中の方には「Windows 10を入手する」というアプリが起動していると思います。まだ起動していない方も今後起動することになると思います。そちらからもPCチェックを行う事が出来るので、アップグレード予定の方は是非行ってみて下さい。
また、Windows10にアップグレード予定の方は、アップグレード予約も同時に行ってしまうと良いと思います。
参照:microsoft

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