【パソコン修理】UniblueからのメールでOutlookがフリーズする
猛暑ですね。冷房をつけないと室温が35度になってしまいます。しかし、パソコンのCPU温度は平均して38度ぐらい。今使っているCPUクーラーはとても優秀なようですね。
温度の高い環境だとパソコンは不都合を出しやすく、故障もしやすいです。是非冷房で27度ぐらいの環境で利用してあげて下さい。
さて、今回は初めての修理事例をご紹介致します。前々から「Uniblue系ソフト」や「Hao123」の修理が多い事は事例で紹介させて頂いていましたが、今回はOffice Outlook2007の動作不良の修理事例をご紹介させて頂きます。
この記事の目次
UniblueからのメールでOutlookが固まる
これは私も初めて依頼された修理内容でした。症状としてはUniblueから届いたメールを開いた瞬間にOutlook2007がフリーズしてしまい、全く応答しなくなってしまうと言う状態です。タスクを終了しないとどうにもならなくなってしまいます。
依頼者の方のパソコンには特にUniblue系のソフトウェアは入っておらず、メール自体が悪さしている様でした。依頼者の方はOutlookを2003にダウングレードしたり、CCleanerやSlimCleanerで試行錯誤されたようでしたが結果的には修復できずSODiCOMにお問い合わせ下さりました。
おそらく以前にUniblue系のソフトをインストール、もしくはメールマガジンに知らない間に登録してしまったことが疑われます。
Outlook2003から2007にアップグレード、もしくは2007から2003にダウングレードした際に「MAPI32.DLL」というモノが競合してしまいソフト自体も不安定な状態で正常に動作していませんでした。
今回の依頼者の状況
今回の依頼者の場合はUniblueからのメールを受信後該当メールを開くと固まってしまう症状が発生していました。パソコンの中には良くある迷惑ソフトの残骸が残っており、裏で動作を行っていたようです。また、Outlook2007から2003へダウングレードした事によってソフトの構成がおかしな状態になっていました。
今回の事例はUniblueのメールを受信した際に何らかの形でOutlook2007のソフト構成に影響を与えたと考えられます。ウィルスやスパイウェアのスキャン・駆除を行い、Outlookの再インストールを行い正常な環境に復帰しました。また、Uniblueからのメールを受信拒否するためにメールサーバーの設定も行い再発を防止しました。
検出されたソフトは下記の通りです。
・baidu
・Hao123
・SlimCleaner
・不審なファイル
今回の作業は以下の通りです。
1.症状と環境の確認。
2.ウィルス・スパイウェアのスキャン。
3.検出された物の駆除。
4.Outlookから該当メールを消去。
5.Outlookの個人データをバックアップ。
6.Officeの再インストール。
サービス
・迷惑メール設定の見直し・変更。
これらを行い、パソコンを正常な状態に復旧させました。
修理作業料金は下記の通りです。
・ウィルス・スパイウェア駆除料金:10,000円
・環境データ・ソフト復旧料金:2,000円
費用合計:12,960円(税込)
作業時間は約2時間でした。
出張場所や症状によって料金が変ることがございますので、一度お気軽にお問い合わせ下さい。
また、遠方のお客様やお時間の取れないお客様には遠隔操作と電話での修理も行っております。
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