Windows10の音量ボリューム表示の横に突如現れた「chrome.exe」再生ボタンを非表示にする方法

Windows10の音量ボリューム表示の横に突如現れた「chrome.exe」再生ボタンを非表示にする方法Windows10をご利用中のユーザで、「Google Chrome」やChromiumベースの「Edge」を使用している時に、ハードウェアで音量を調整すると、ボリューム表示の横に「chrome.exe」と書かれた再生ボタンが表示されるようになりました。

最近本件のお問い合わせが急激に増えているため、邪魔で消したい、非表示にしたいと思っているユーザが多いようです。

再生ボタンのようなものは、ハードウェアメディアキーと呼ばれるもので、Google Chrome 73から利用可能になったようです。

Chromeで動画や音楽を再生しているときに、制御できるようにするボタンです。

この表示・機能が邪魔だと思う方に向けて、この記事では非表示にする方法をご紹介します。

「chrome.exe」を非表示にする方法

  1. Google Chrome、Edgeを開き、アドレスバーに「chrome://flags/#hardware-media-key-handling」(Edgeの場合は「edge://flags/#hardware-media-key-handling」)と入力し移動する>
  2. 「Hardware Media Key Handling」という欄を探し、「Default」から「Disabled」に切り替えます。
  3. ブラウザを再起動します。

以上の操作で非表示にすることができます。

表示が邪魔で困っている方は是非試してみてください。

Windows 10でUSBメモリなどの取り外し操作が不要に ポリシー既定が「クイック削除」に変更

Windows 10でUSBメモリなどの取り外し操作が不要に ポリシー既定が「クイック削除」に変更パソコンからUSBメモリなどの外付けドライブを取り外す際には、「ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す」から「取り出し」をクリックしてから、接続メディアを抜くという操作が必要でしたが、「Windows 10 October 2018 Update」以降では、既定のポリシーが「高パフォーマンス」から「クイック削除」に変更された様です。

このポリシーの変更によって、従来まで接続メディアを安全に取り外すためには操作が一手かかりましたが、この既定ポリシーの変更により標準でパソコンからUSBメモリ等をそのまま引っこ抜けるようになりました。

ただし、アクセス中に無理矢理引っこ抜けばデータやメディアが故障する可能性がありますので、アクセスしていない時に抜いてください。

デメリットとして「クイック削除」は、キャッシュしない分書き込みが遅くなります。

頻繁にデータを転送する場合は「高パフォーマンス」で利用した方がいいかもしれません。

今回の既定ポリシー変更は「Windows10」だけですが、「Windows Vista」「Windows 7」「Windows 8」「Windows 8.1」のOSでクイック削除の設定が可能なので、手軽にUSBメモリ等を引っこ抜きたい場合は設定を変更しましょう。

「クイック削除」へのポリシー変更方法

  1. ポリシーを変更したいUSBメモリ等をPCに接続する
  2. 「スタート」を右クリックし「デバイスマネージャー」を開く
  3. 「ディスクドライブ」の中から目的のメディアをダブルクリック
  4. 「ポリシー」タブでポリシーを変更する

参考:microsoft.com

10月のWindows Update「KB4041676」「KB4041681」等適用で正常起動しない不具合が発生中!

10月のWindows Update「KB4041676」「KB4041681」等適用で正常起動しない不具合が発生中!2017年10月分のWindows Updateをインストールすると、PCの挙動や一部ソフトが動かなくなるなどの不具合が多数報告されています。

「KB4041676」で深刻な不具合。「KB4041691」、「KB4041681」、「KB4041693」でも不具合が報告されています。

アンインストールしても改善されないケースも報告されているので慎重に行いましょう。

不具合が発生しているユーザー報告


ランサムウェア「WannaCry」に感染したPCの暗号解読に成功!解除ツール「WannaKey」が無料公開

ランサムウェア「WannaCry」に感染したPCの暗号解読に成功!解除ツール「WannaKey」が無料公開2017年5月に世界中でパンデミック状態になっていたランサムウェアWannaCry。既にこのウィルスには20万人以上が感染していて、日本も決して例外ではありませんでした。このランサムウェアに感染してしまうと、PC内に保存されているファイルが暗号化されてしまい、「元に戻すにはお金を払え」とお金の支払いを要求してきます。

そんなランサムウェア「WannaCry」ですが、お金を払うこと無く暗号解読することに成功したようで、既にこの解除ツール「WannaKey」を無料で公開しています。ただし、現状では対象OSがWindowsXPのみになっています。今後解析が進むにつれて他のOSにも対応できる日が来るかもしれません。

WannaCryを解読したことを報告するツイート

WannaKeyのダウンロードリンク

WannaKey

Chrome拡張機能のハングアウトをバージョンダウンして元のUIに戻す方法

Chrome拡張機能のハングアウトをバージョンダウンして元のUIに戻す方法先月あたりにGoogle Chrome(グーグルクローム)で使用していた拡張機能のハングアウト(Hangouts)アプリのアップデートが行われました。いつも通りハングアウトを利用しているときに更新通知が出たので、特に気にせずアップデートしてしまいましたが、コレがとんでもない地雷でした…

アップデートして見ると「2016.901.955.2」というバージョンになり、今までのフロート表示のチャットウィンドウとは異なり、一つのウィンドウで出てくるようになってしまいました。これがとても使いにくい。

どうにか今までのフロート表示に戻したかったんですが、以前のファイルを置いても上手く機能しなかったので、バージョンダウンは諦めていました。しかし、以前のUIでフロート表示のウィンドウにするバージョンダウンに成功したので、今回はハングアウトのバージョンダウン方法についてご紹介していきます。

ハングアウトのバージョンダウン方法

    1. ハングアウトの拡張機能が保存されているフォルダを探す

    2. ハングアウトが入っているのフォルダ名は「nckgahadagoaajjgafhacjanaoiihapd」です

    3. バージョンダウンするハングアウトをこちらからダウンロードする

    4. ダウンロードしたzipを解凍して「nckgahadagoaajjgafhacjanaoiihapd」フォルダにzipの中身「2016.809.1413.1_0」フォルダをコピーする

    5. こちらから拡張機能の設定画面に移動する

    6. 「デベロッパーモード」にチェックを入れて、「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む…」を選択する

    7. 先程コピーした「2016.809.1413.1_0」フォルダを選択して「OK」を選択する

以上の方法で以前のUIでフロートウィンドウのハングアウトが復活します。また、更新通知が来ると思いますが更新するとせっかく行ったバージョンダウンの意味がなくなってしまうので注意しましょう。

Windows10のアップグレードが開始された後のキャンセル方法

Windows10のアップグレードが開始された後のキャンセル方法Microsoftは全てのWindowsマシンをWindows10へとアップグレードさせたいようですが、様々な理由でWindows10へとアップグレードする事が出来ないユーザもまだまだ多いのが現状です。

そんな中、無理矢理アップグレードさせてしまうようなMicrosoftのやり方に批判が出てきていたところですが、この度Microsoftが「Windows10アップグレードが開始された後のキャンセル方法」を動画で公開しました。

これは、シャットダウン時・起動時に自動的にWindows10へとアップグレードされてしまったユーザへのアップグレードのキャンセル方法となります。実はアップグレードの途中でキャンセルすることが出来たようですね。

7月末で無償アップグレードが終わるWindows10ですが、もっと早くにこの情報を知りたい方も多かったのでは無いでしょうか。

Windows10へのアップグレード開始後のキャンセル方法

    1. 起動時に「Windowsをアップグレードしています」の画面が表示される

    2. 電源を切らずに画面が「Windows10にようこそ!」になるまで待つ

    3. 「これは法的文書です」画面で「拒否」を選択してクリックする

    4. 元のOSに戻す作業が始まるので元のOSが起動するまで待つ

以上の操作で、アップグレードが開始されてもキャンセルすることが出来るようです。

さらに、今後はWindows10へのアップグレード案内を表示させないようにする方法もMicrosoftから公開されていますので、この方法もアップグレードを行いたくない場合は合わせて行っておきましょう。

Windows 8.1/7ユーザーはすぐに確認! Windows 10への自動アップグレード回避方法

Windows 8.1/7ユーザーはすぐに確認! Windows 10への自動アップグレード回避方法Windows 8.1およびWindows 7を利用しているユーザは要注意です。

Windows 10への無償アップグレード対象になっているパソコンを利用している方はWindows Updateの設定を初期状態でのまま利用していると自動的にWindows 10へとアップグレードされるようにMicrosoftが設定を変更すると言っています。

Microsoftは2015年からこの変更を予告していて、英語版のWindowsには既に導入されたとのことです。

2月2日に配布された更新でこれまで「オプションの更新プログラム」とされていたWindows 10へのアップグレードが「推奨される更新プログラム」に昇格されました。

自動更新に関係があるプログラムは「KB2952664」「KB3035583」となっています。
Windows Updateを初期設定のまま使っているユーザはこの更新で自動的にWindows 10へのアップグレードが始まってしまうので対策をしておきましょう。

自動アップデートを避ける方法

Windows 10への自動アップグレードを避けたい場合は、Windows Updateの設定を変更する必要があります。

1. 「Windows Update」から「設定の変更」に行く

2. 「重要な更新プログラム」の設定を「更新プログラムを確認するが,ダウンロードとインストールを行うかどうかは選択する」に変更する

問題の「KB2952664」と「KB3035583」の消去方法

問題となっている更新プログラムが既にインストールされてしまっている場合は消去してしまいましょう。
OS事に更新データが違うのでOSに合わせて更新データを消去しましょう。

・Windows 7:KB3035583,KB2952664,KB3021917
・Windows 8:KB3035583,KB2976978

1. コントロールパネルの「プログラムと機能」から「インストールされた更新プログラム」へ行く

2. 該当する更新プログラムを探し、右クリックで「アンインストール」で消去する

3. 再起動後に再度ダウンロードされるのを防ぐために「Windows Update」から「更新プログラムの確認」へ行く

4. 「重要な更新プログラム」の中にアンインストールしたプログラムが表示されているので右クリックで「更新プログラムの非表示」に設定する

Windows 10にアップグレードしたくなった場合は同じ手順で非表示にしたプログラムを表示に変更すれば更新可能です。

NEC MultiWriter 5750C で(116-324)エラーが発生した場合の直し方

NEC MultiWriter 5750C で(116-324)エラーが発生した場合の直し方事業所のプリンタにはNEC MultiWriter 5750Cというレーザープリンタを使っています。
移転作業でようやくネットワークが構築でき、プリンタの動作確認をしようとしたところ…

電源を入れたらいきなり「デンゲンヲ キリ/イリ シテクダサイ(116-324)」というエラーが発生しました。
引っ越しの後だったので運んだ特に壊れたのかと思いましたが違ったようです。

原因は結局よく分かりませんが、設定を全て消去してファームウェアを最新版に更新して、設定し直したところ無事に動作しました。

主な原因としてはネットワーク設定が昔の環境のままだったためだと思います。
固定IPを変更し、PCからプリンタ設定を消去したら直ったので1番怪しいです。

修復方法

1.「デバイスとプリンター」の「NEC MultiWriter 5750C」を右クリックして「デバイスの消去」を行う。

2.マニュアルの「IPアドレスを設定する」に従って新しいネットワーク設定をし直す。

3.最新のファームウェア「201405132023」をプリンタにインストールする。

4.「デバイスとプリンター」から「プリンターの追加」を行う。

上記方法で無事に修復することが出来ました。
最新のプリンタファームウェアの変更点を見ると下記のような記載がありました。

・LAN機器に有線LANケーブルにて接続されているとき、特定の条件で“116-324”エラー(CPU例外エラー) が表示される場合がある現象を改善しました。

メーカーも把握していた既出の問題だったようです。

結果的にまた問題なく利用可能になったので助かりました。
(116-324)エラーでお困りの方は是非試してみて下さい。

Dell製のノートPCが危険な状態で攻撃を受ける可能性がある「Superfish 2.0」の駆除

Dell製のノートPCが危険な状態で攻撃を受ける可能性がある「Superfish 2.0」の駆除先日DELL製のノート型パソコンに中間者攻撃が仕掛けられる状態になっているという恐ろしい脅威が発覚しました。

今回見つかった物はウィルスやアドウェアでは無く、自己発行されたルート証明書「eDellRoot」という物に秘密鍵が含まれている状態で、現在ツールを利用する事で鍵が取り出すことが出来る状態になっています。これを利用して攻撃を仕掛けることが可能な状態になっています。

この脆弱性を放置しておくことは大変危険な状態です。いつでも攻撃が仕掛けられる可能性があるので、ルート証明書「eDellRoot」の消去を行いましょう。

「eDellRoot」の削除方法

現在この脆弱性が指摘されてDellがそれを正式に認め、消去方法を告知しました。

Response to Concerns Regarding eDellroot Certificate

この「eDellRoot」はサポートの品質を上げることを目的としてインストールされている物だと説明しています。利用者の機種をDellのサポートに通知するだけで個人的な情報等を収集する目的では無いとのこと。

消去を行うには手動で行う方法とアンインストーラーを利用する場合の2種類があるようです。

1. リンク先からアンインストーラーをダウンロードする

2. 管理者権限でアンインストーラーを起動して「eDellRoot」を消去する

特に複雑な作業はいらないため、簡単に消去が行えそうです。

修復方法がわからない場合はPC修理も承りますのでお気軽にお問い合わせ下さいませ。

11月11日のWindows Update実行後に一部の環境でPCが起動しなくなる不具合

11月11日のWindows Update実行後に一部の環境でPCが起動しなくなる不具合毎月恒例のウィンドウズアップデートが昨日の11日に配信されました。11月11日に配信されたアップデートの中の「KB3097877」「KB3107998」をアップデートしてインストールすると、一部の環境でPCが起動しなくなる等の不具合が発生しているようです。Twitterでかなり多くのユーザが報告しています。

原因と環境

今回不具合が発生しているユーザはワコム製のペンタブレット(ペンタブ)がPCに接続されていた状態で再起動をかけて発症しているようです。ワコム製のドライバがインストールされている方やペンタブレットを接続している方はこの現象が起こってしまう可能性が高いので気をつけましょう。

修復方法

焦ってリカバリや復元を行わない様にしましょう。修復は可能のようです。

1. ペンタブレットが接続されている方はUSBを抜きます。

2. 接続を外すと通常ログインが可能になります。

3. 起動のたびに接続を外す必要があるので「KB3097877」をアンインストールします。

参考:sevenforums.com

修復方法がわからない場合はPC修理も承りますのでお気軽にお問い合わせ下さいませ。