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Chrome拡張機能のハングアウトをバージョンダウンして元のUIに戻す方法

Chrome拡張機能のハングアウトをバージョンダウンして元のUIに戻す方法先月あたりにGoogle Chrome(グーグルクローム)で使用していた拡張機能のハングアウト(Hangouts)アプリのアップデートが行われました。いつも通りハングアウトを利用しているときに更新通知が出たので、特に気にせずアップデートしてしまいましたが、コレがとんでもない地雷でした…

アップデートして見ると「2016.901.955.2」というバージョンになり、今までのフロート表示のチャットウィンドウとは異なり、一つのウィンドウで出てくるようになってしまいました。これがとても使いにくい。

どうにか今までのフロート表示に戻したかったんですが、以前のファイルを置いても上手く機能しなかったので、バージョンダウンは諦めていました。しかし、以前のUIでフロート表示のウィンドウにするバージョンダウンに成功したので、今回はハングアウトのバージョンダウン方法についてご紹介していきます。

ハングアウトのバージョンダウン方法

    1. ハングアウトの拡張機能が保存されているフォルダを探す

    2. ハングアウトが入っているのフォルダ名は「nckgahadagoaajjgafhacjanaoiihapd」です

    3. バージョンダウンするハングアウトをこちらからダウンロードする

    4. ダウンロードしたzipを解凍して「nckgahadagoaajjgafhacjanaoiihapd」フォルダにzipの中身「2016.809.1413.1_0」フォルダをコピーする

    5. こちらから拡張機能の設定画面に移動する

    6. 「デベロッパーモード」にチェックを入れて、「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む…」を選択する

    7. 先程コピーした「2016.809.1413.1_0」フォルダを選択して「OK」を選択する

以上の方法で以前のUIでフロートウィンドウのハングアウトが復活します。また、更新通知が来ると思いますが更新するとせっかく行ったバージョンダウンの意味がなくなってしまうので注意しましょう。

Google Chromeで使用していないタブを休止させメモリと消費電力を抑える方法

Google Chromeで使用していないタブを休止させメモリと消費電力を抑える方法本日はまもなく日本語版のGoogle Chromeでも利用可能になる新しい公式機能「Tab Discarding」を検証していきたいと思います。

Google Choromeはとても軽くて動作が早いので使われている方も多いと思いますが、一点だけ不満を言うならタブを全て100%の状態で実行しているため、多くのタブを開いている状態だと、多くのメモリを消費してしまいます。メモリを多く消費してしまうと言うことはそのぶん消費電力も多くなってしまいます。パフォーマンスは高い代わりに無駄が多いという感じですね。ノートパソコンで利用しているなら出来るだけ消費電力も抑えたいところです。

そんな問題を解決するためにGoogle Chromeが使用していないタブに優先順位をつけて休止させる公式機能「Tab Discarding」のテストを開始しました。

Tab Discarding機能とは?

「Tab Discarding」は空きメモリが少なくなっているときに、現在使用中のタブと使用していないタブを自動的に判断して使用していないタブを休止させる機能です。休止したタブは閉じられてしまうわけでは無く、そのまま表示されていてそのタブを開くとリロードされるようです。

タブランキングシステム

自動的に判断されるタブ休止には優先順位が付いているらしく、休止となるタブは以下のような優先順位になっています。

  1. 内部ページ(新しいタブやブックマーク、設定ページ等)
  2. かなり前に選択されたタブ
  3. 最近選択されたタブ
  4. オーディオを再生しているタブ
  5. アプリを実行しているタブ
  6. ピン止めされているタブ
  7. 選択しているタブ

参考:chromium.org

Tab Discarding機能を有効にする方法

Google Chromeで使用していないタブを休止させメモリと消費電力を抑える方法1. アドレスバーに「chrome://flags/#enable-tab-discarding」と入力して、「Tab Discarding」の有効化をクリックし、下部に表示される「今すぐ再起動」をクリックします。

平成27年7月31日(金)現在は日本語版のChromeには表示がありませんが、開発段階の機能をテストできる「Chrome Canary」ではTab Discarding機能を有効にして試すことが出来ます。

どのくらいメモリ消費量が変わるのか?

Google Chromeで使用していないタブを休止させメモリと消費電力を抑える方法これが現在開かれているタブです。色んなページを開いた状態にしておきました。ちなみにこのページは「Tab Discarding」機能の動作表示ページです。アドレスバーに「chrome://discards」と入力する事で表示できます。

Google Chromeで使用していないタブを休止させメモリと消費電力を抑える方法これらのタブが開かれた状態のメモリ消費量がこちらです。メモリ使用量を全部足してみたところ「1968000KB」なので「1.88GB」ですね。

Google Chromeで使用していないタブを休止させメモリと消費電力を抑える方法次に使用しているタブ以外を全て休止させてみました。左側に[Discarded]と表示されているのが休止されているタブです。

Google Chromeで使用していないタブを休止させメモリと消費電力を抑える方法これがタブを休止させた状態でのメモリ消費量になります。プロセス数自体が減っているので休止させるとプロセス自体が休止するんですね。これは期待できそうです。

メモリ使用量は「1398932KB」なので「1.33GB」です。結構減りましたね。抑えられたメモリ消費量は「569068KB」なので「0.54GB」です。

15タブでこれだけ減ると言うことは50タブ近く開いて常に作業している方は結構なメモリ消費を抑えられそうです。ちょっと消費電力に関しては分かりませんが、古いパソコンを使っている方やメモリ搭載量が少ないパソコン利用者には嬉しい機能となりそうです。また、外出先でノートパソコンを利用する方も電力消費を抑えられるはずなのでよりChromeが使いやすくなりますね。

Google Chromeの日本語表示が豆腐化(文字化け)した時の対処法

Google Chromeの日本語表示が豆腐化(文字化け)した時の対処法
ブラウザって自分が使っている物に不都合が起きたとき結構なダメージ受けますよね。
最近はメインに「Google Chrome」を利用しています。
軽くて、拡張機能も多いのでとても便利なブラウザです。
メモリ食うのがちょっと困りますが…

そんな便利なクロームさんに先日トラブルが発生しました。
ブラウザやタブの日本語フォントが全部文字化けしてしまっています…
Google Chromeの日本語表示が豆腐化(文字化け)した時の対処法

症状

・Windows7 SP1 64bit
・Google Chrome(バージョン 41.0.2272.101 m)

ブラウザのタブ、メニュー、アドレスバー等の日本語フォントが文字化け(豆腐化)する。
表示しているWebサイトは正常に表示される。
Google Chromeの日本語表示が豆腐化(文字化け)した時の対処法Google Chromeの日本語表示が豆腐化(文字化け)した時の対処法

バグの調査状況

既に開発者は既知の問題として把握しているようです。
症状は結構前のバージョンから一部ユーザに現れていたようです。
ブックマークバー、日本語の文字化け
Issue 467459: CJK text font are unable to display on Chrome menu and bookmark in localized CJK windows OS

対処法

私の場合はおそらく、Ver.41で、UI部分にDirectWriteが適用されるようになったため、OpenTypeのフォントに対応していないフォントが文字化け(豆腐化)したと考えています。
という事で、DirectWriteを無効化してやれば正常に表示されると考えました。

解決方法としてはGoogle Chromeのショートカットに起動オプションをつけます。
ショートカットのプロパティでリンク先に「-disable-directwrite-for-ui」というパラメータを負荷すればUI部分のDirectWriteを無効化して起動することが出来ます。
Google Chromeの日本語表示が豆腐化(文字化け)した時の対処法プロパティを下記のように書き換えます。

32bit

“C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\chrome.exe” –disable-directwrite-for-ui

64bit

“C:\Program Files\Google\Chrome\Application\chrome.exe” –disable-directwrite-for-ui

私の環境だとこれで解決しました。
Operaも同じ症状が発生して、同じ方法で解決したので、もしかしたらWindowsの更新が絡んでいるかもしれませんね。
自分の中で未知の不都合に遭遇すると結構ストレスたまりますね…